いもうとの転職話で振り返るじぶん③

おでかけ

前回のつづき

初めての技術職

幸いにも(?)会社都合で退職した為、失業給付金が早めにでた

のんびり実家を手伝いながら結婚式の準備をして毎日楽しく過ごしていました。

楽しくても求職中なので面接はいかなくてはならない。。。

あまり働く気が無かったので受かりそうもない業種に面接に行きました。

自衛隊基地内の厚生センターにある理容院助手の面接に行きました。

やる気も無かったのでカーキ色のデニムスカートにちょっと模様の入った網タイツで面接に行ったところ、店長の好きな格好だったらしく受かってしまった。。

受かったら働かなきゃいけないと思い込んでいたわたしはこうして初めての技術職に就くことになりまいした。

とは言え、若いので体力は有り余ってるので昼間は農作業をして夕方のラッパが鳴ってから理容院で週に3日ほど働く生活が始まった。

農作業は土砂降りの雨が降ったとき、ハウスの仕事がなければ一日休みが出るぐらいだったので、全然休みはありませんでした。

でも獲れた野菜を直売場に出してみたり、休憩時間はおやつを食べながら両親と楽しく仕事をしていたし、理容院の新しい仕事も初心者ながらにシャンプーやドライヤーセット、耳掃除やマッサージ、お会計まで下っ端作業は全部やらせてもらえて覚える事がたくさんあって毎日充実してました。

仕事を覚える過程でオーナーにも働きながら通信で勉強したら理容師資格も取れると聞いて、手に職をつけるのもいいかも、と考えたこともあるけどそもそも理美容にそんなに興味がある方でもないのでただお小遣い稼ぎの感覚でだらだら続いてしまった。。(オーナーには申し訳ない)

小さなお店で男性のオーナー店長(男性)と美容師資格も持った女性従業員、何も免許を持っていないけど通信教育で絶賛修行中の女性の先輩、合計4名のお店でした。

先輩たちからオーナーの悪口をたくさん吹聴されてしまい、ちょっとオーナーが嫌いになってしまいました。

現在でこそ他人から悪口を吹聴されたからと言って鵜呑みにはしませんが、当時はオーナー店長 対 女性従業員のなんだがギスギスした空気が流れていました。

女性3人で開店前の準備が終わって、予約のお客さんを待つときは楽しかったし

普通の理容院と違ってお客様は全員自衛官だったので下っ端の丸坊主から上級司令官のグルーミングまで様々な階級のお客様がいたので、お話できたのはとても楽しかったです。

結局辞めてしまった理由

理容院では9ヶ月ほど働きました。

チームワークが良くなくてギスギスしていたのもあるし、先輩たちが辞めると言っていたのもあるけど、一番は向いていなかったからでした。

仕事は楽しかったけど、あまり向上心がわかず。。

練習用のマネキンやオーナー店長の頭を貸してもらってトレーニングをしたのですが、

何が一番理想とした形かがわからなかったのです。

自分は上手にブローができたと思っても、左右の形が違うと言われてよく見てみてもその違いがわからないし、

スポーツ刈りの頭を乾かしたつもりでも、まだ湿っていると言われたり。。

こりゃ自分にはセンスが無いなと思ったのが一番の理由です。

手に職をつけることはとても大事だけど、やはり人間 向き不向きがあるもんだと痛感した経験でした。

ただ、職場の人と過去の自分の経歴を話すときは、理容室で働いていた人はまずいないのでそれなりにネタにはなっています 笑

つづく。。

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