今回は阿波おどり期間の前日の11日に徳島入りしましたが、その日もアスティ徳島という施設で阿波おどりを見ることができました。
アスティ徳島
まずオットが徳島に行くに当たり、「せっかく行くんだったらこれが見たいんだ!」とまずプレゼンしてきたのがこちら
THE・AWAODORI 2024
〜この一歩に想いを込めて〜
第1部12:00〜、第2部15:30〜、第3部19:00〜
3回もやるなんて。。超人の集まりですか!?
夕飯を食べて18時半に繁華街の店を出たあと、タクシーで向かうつもりがなかなかタクシーが捕まらず。。
田舎育ちの私はそもそも田舎で流しのタクシーがつかまえられると思っていない。笑
(でも少なくとも私の田舎よりは栄えてます!)
ふらふらアスティ徳島の方に歩きながら後ろを振り返っては、お客さんの乗ったタクシーが追い越していく。
こりゃもう無理だ!
と思い、タクシー会社に電話してみただけど出ない。。(そりゃそうよね。)
でも歩いていたら間に合わない。。
とはらはらしていた所になんとか対向車線からタクシーを一台GETできました!
その時すでに18時45分
「すみません、アスティ徳島に行きたいのですが。。」
と言った途端、地元のおっちゃんタクシードライバーさんは、わかってるよ!とかぶせ気味に返答し、ハンドルをぎゅるぎゅるぎゅる!と切ります。
おそらくローカルなアクセントでちょっと聞き取れなかったのですが、『ちょっとだけ遠回りすけど、太い通り使うよりも絶対早く着くからー』と言ってました
確かにその通り、細い道を縫うように走りさらには駐車場に並ぶ車列を強引に横断し、送迎レーンに入って私達をオンタイムに会場へ届けてくださいました。
ドライバーさんありがとうございました!!!
時間に余裕を持って行動することは本当に大切です。。
↓↓ついた途端放送で『演出の都合で開演したら10分会場に入れない』とアナウンスが聞こえてダッシュでトイレに駆け込む
↓↓徳島工芸館ってあったけど、どれがその建物かもわからないままダッシュ!
今回はちょっと奮発してS席!!
とはいえ、お一人たったの3000円!
しかも入場してパンフレットを受け取った他にも鳴り物CDつきでした!しかも2枚も!
ふたりともCDもらったので、義父に送ろうと思います。他にお土産かってないんだけど。。ニヤリ
なんともお買い得なんだ!
っていうかこんな立派な会場で、こんなに人が動いて3000円ぽっきりなんて!
もっととっても良いんじゃないですか!?
会場では動画の撮影はNGですが、静止画だったら良いとのことでした。
となりのオジサマも私より取りまくっていました笑
ほとんど知識0で観覧した初めての阿波おどりに圧倒されてしまい、最初のびっくりする演出に涙がちょちょぎれました。(ほんとに)
私の阿波おどり知識↓↓
踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々
このフレーズのみです。でも80分の講演の中でこのフレーズを聞けたのは多分1〜2回ぐらい。。
全然言わないじゃん!と思う反面、いろいろな曲があったり、基本の踊りはありつつもフォーメーションがとても美しい!日体大の集団行動を見ているようでした。
解説は最小限という感じで、あとは見てなんとなくそーなのかな?って理解していくような感じでしょうか。すーっと徐々に阿波おどりがわかってくる感じがします。
男踊りと女踊りがあることも初めてここで知りました。
男踊りの中にも女性が入っていることにも気づき、女性が男踊りを踊るかっこよさにも惹かれました。(このとき、勝手に既婚になったら男踊りに転身するのかな?と推測を立てましたが違うようです笑)
鳴り物の演奏者含めてかなりの演者さんたちが出演しており、かなりの迫力です。これは絶対見るべき!おすすめです!
阿波おどり 8月12日
駅・飲食店・街頭配布、街の至る所で公式ガイドブックが手に入ります。
駅前では飲食店のドリンク無料券が入ってました!
A6サイズのコンパクトなガイドブックですが、土地勘の無い観光客はかなり重宝します。
あわぎんホールや屋外の道路を封鎖した会場などの有料会場もあれば、公園や商業施設のステージを利用した無料見物スポットもあるので地図を見ながら目当ての会場に行くことができます。
おそらく有料会場で踊るのは振興協会や県協会に属した連なのかな?って思いました。
最後まで有料席で見るかどうか悩んだのですが、今回は色々な会場をぐるぐる回って見学しました。
当日でも割と有料席はぽつぽつと残っていたイメージです。
12日は徳島ラーメンを食べたあと、特に行く所がなかったので午前中暑い中歩いた疲れも出てしまい、駅前のアミコビルのベンチに座って涼んでいたらちょっとだけ居眠りしてしまいました。。周りの人達も居眠りばかりしている人でしたが。。
やはり真夏に開催されるので、屋外にいるとどんどん体力を消耗します。
市内の商店街の規模は大きめですが、カフェなど休憩できる飲食店は少ないので、ホテルを取っていないと休憩する所が無くて困っちゃいます。
私達が取ったルートはこんな感じです。↓↓
15時 アミコドームで立ち見
18時 新町橋東おどり会場で立ち見
18時半 にわか連で阿波おどり講習〜踊る阿呆になる
19時〜20時 屋台を回って軽食(いろいろな露店があって面白かった❤)
20時〜 両国橋南おどり広場で最前列で地面に敷物敷いて座って見学
21時〜 両国本町演舞場で立ち見
振興会や県協会に属していない連も無料見物スポットで踊るので、大学の阿波おどりサークルや小さい子どもさんもたくさん踊っているチームもいて、どのチームも個性的で面白い!
↓↓人形浄瑠璃が組み込まれる連もありました(アミコドームにて)
↓↓新町橋東おどり会場にて
徳島以外からの県からの参加も多数!南越谷合同連の皆様
↓↓両国橋南おどり広場にて
5歳くらいの男の子もソロパートが与えられて、しっかりと最前列の観客の目を見ながら踊り出てきますww かなりのドヤ顔でオットが彼のソロが終わったあとに指笛を鳴らすとちょっと照れた様子で下がっていくのが可愛かった!
チームによっては鳴り物チョイスに違いがあって、笛や三味線が無く、太鼓の大小と鉦だけで演奏するチームもあり、その時は女踊りの方はいらっしゃいませんでした。チームのスタイルなんですかね?
阿波よしこの節で三味線・笛の音を聞いていると心地が良く、やっぱり日本人なんだなーと実感。なぜか小学校5年生の学芸会でねぶた祭りの踊りを披露したことも思い出しました。(北海道出身なのになぜ、ねぶだだったんだと今でも思う)
1日めにアスティ徳島でもらったCDもお家帰って聞きます♪もう一組はお義父さんに送ろう
最終的に両国本町演舞場の有料席の切れ目から立ち見で最後まで観覧したかたちになります。
こちらの会場では振興会や県協会に属した連が企業とコラボしてました。
ANA、日清食品、日本郵政など全国的な企業からあわぎんなどのローカル企業までいろいろな企業が自社のデザインの特徴を生かした浴衣を着て踊っていてとっても楽しそうw
ロマンスグレーの爽やかな紳士が隊の前列で踊っていれば「彼は重役に違いない」と思ってしまう。。
どの企業の連も楽しそうに踊っていました。
私の会社には徳島支店は無いのですが、きっと姉妹店ができれば参加するはずw
有料席会場では最後にににわか連が踊り込んできました。
にわか連=連に属していない人の集まりが踊り込んできます。
連を紹介するためにアナウンスの方がいらっしゃるのですが、カウントダウンまでしてきれいに22時ぴったりにお開きしました。
とてもすっきりした終わり方\(^o^)/わー
また明日‐って感じでした。
こんな熱い踊りを4日間も繰り広げるなんて踊る阿呆恐るべし。
シフト制なのかな?
以前、北海道ニセコ町に住んでいたときに8月に”踊り山”というお祭りに数回踊り手として参加したことがあります。
本番前に2回ほど夜の時間帯に練習して本番をやるだけ。特にフォーメーションとかは無く、隊を作って踊りながら前に進むという感じでした。
北海道出身のわたしとしてはお祭りでお神輿を担ぐとか、踊りを奉納するとかあまり馴染みが無いので充分”お祭りをした感”を味わったのですが、
お祭りのあとに温泉に入っていると隣でお神輿を担いでいたお姉さん(道外からの移住してきた人)が「北海道の人はおまつりの仕方わからないからー」と言っていて、『おまつりの仕方とはなんぞや?』と思ったことがあります。
ここ最近になって徳島で阿波おどりを見たり、沖縄でエイサーを見たりすると1年中本番に向けて練習を重ねている方々の洗練された踊りや演奏に感無量!!
それに比べると「北海道の人はおまつりの仕方わからないからー」にも腑に落ちる。
高知のよさこいが北海道で根付いたのもなんか納得。
会社の今年入った新入社員に徳島出身の子がいて、事前に徳島のことを聞いていたので帰ってきて徳島を気に入ったことや阿波おどりにとても感動したことを伝えると目をキラキラさせて誇らしげにしてました。
地元愛ってやっぱり素敵ねー
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